Truth Story スワンちゃん

*Truth Story スワンちゃん*
醜いアヒルの子 
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醜いアヒルの子だと思っていたら、迷子になっていただけの白鳥の子だった!
そうか私は素晴らしかったんだ〜♪ 発見できてよかった♪♪
シャインさん 第6回目の セッションを終えて・・・
50代の私が『15歳の少年シャイン』と『42歳の父』の戦いに立ち会うのは今日が3回目です。

=1回戦=
◆15歳の私は父の言動に対して→「何であんなことを言ってしまったのか」という後悔と反省、でも「自分の考えは正しいはずなのになぜ受け入れてもらえないのか」という複雑な想いと悲しみを抱えていました。
◆50代の私は15歳の私に対して→どうしてこんな事になっているんだろう?と胸を痛めた。
◆50代の私は父の言動に対して→「父親のくせに、どうして子供にこんな思いをさせるんだ」と思い「きちんと当時の僕に謝ってくれ」と父に謝罪を求めた。
 
私は生まれて始めて、父親に面と向って自分の意見を主張した。自分が自分を諦めさせる事なく、自分が自分を最後まで応援した。その事によって手放してしまっていた自由や自信を取り戻せ嬉しく誇らしく思った。

一方父は『息子が父親からの圧力にまけず自分の意見を主張しきった事』に対して、『自分は負けた』と感じ、力を失ってしまった。

そんな弱々しい父の姿を目の当たりにした私は、何か悪い事をしたような感じに陥り、その罪悪感から逃れたくて無意識のうちに、取り戻した自由や自信をまた手放してしまった。それは後で見直してみたフィードバックの中に如実に現れていました。

=2回戦=
それに気付いた山城さんが、私の中で『いったい何が起こっているのか?』『なぜ、そんなことが起こってしまうのか?』を理解できるよう色々と説明してくれました。

◆なぜ父親は、息子が自分の意見を持ち始めたこと、そして、それをたとえ不慣れでも主張できるほどに成長し始めた事を喜んであげられないのか?それを応援しようとする考え方がないのか?『父自身がそうしてもらっていない為』
◆なぜ常に『どちらの意見が通ったか』が価値を決めると思っているのか?『父自身が常にそうして勝ち負けを突きつけられていた為』
◆相互円満や相互尊重、相互理解の発想がないのか?『偽りの人間関係によって築き上げられてしまった個性』
◆それは子供にとってどのような事を意味しているのか?その為に何が起こっているのか?『ダメージの連鎖』
◆父親が悪くないない理由→そもそも父親に『子供を苦しめてやろう』などという気持ちはない『子供を幸せにしたい』という気持ちがある。しかし、ダメージアダルトの両親の下、幼少期に負ったダメージがもとで父親もダメージアダルトになっている。子供は自分を尊重してもらえることで自己信頼や自信をもった豊かな人間性を育める事、相互尊重や相互理解、相互円満が心地よい環境を生む事、そうした事を知ることなく育ってきてしまったために、子供との適切な接し方がわからない。理想ばかりで現実的な方法を学んでこられなかった為、出来事(衝撃)に対して適切な対応ができない、その為に不本意にも子供を傷つけてしまう事がある。これらは、全て父親の個人的な欠陥ではなく、子供には防ぎようのなかったダメージが原因している。

ところが・・・、私の中に未消化の感情エネルギーが充満していた為、それらを理解する事ができないでいました。山城さんはシャイン君には伝わっているはずだから大丈夫だと言います、でも、私にはよく意味が分かりませんでした。

しかし、少年シャインは次第に様々な説明に後押しされ『もうこれ以上我慢しなくていいんだ、自分の意見を発言して良いんだ、自分が自分を押し殺さなくてもいいんだ、もう自由になりたい』と闘志を目覚めさせ始め、「そんな事をして一大事になったらどうするんだ!」と、大人の私は恐れ、少年シャインを押さえつけようとして七転八倒していました。

そうした状況の中、3回目の攻防戦を控え、私は右腰が痛み、頭はのぼせて右鼻から鼻血が頻繁に出るほどになっていました。妻には「近寄ると熱気を感じる」といわれるほどでした。
 
=3回戦=
今日はまず始めに、自分の中のリトルの様子を伺う事にしました。すると8歳のリトルが現れました。

↓8歳のリトルは父親に対して↓
・無口だが話し出すと同じ事を繰り返す。→どうしていつも…嫌だなぁ。
・恐い顔をしている→ビクついている。
・理由もなく突然キレる→怯えている。
・徹夜など自分に無理を強いている→良くないことだと思っている。
・弱音をはかない→凄い、自分もそうなりたい。心身に負担を感じるが、それに負けてはいけないんだと自分に無理をさせる。(誰かに助けを求める事はかっこ悪いことだと感じさせられている) (頑張るという発想だけで円満解決法を求める発想が無い)
・話は母を介して→何で直接話してくれないんだろう、寂しい。
↑こうしたリトルに対して今の私は↑
子供らしく生きられていないなぁ、不自由だなぁ、機嫌を損ねないよう(自分を痛い目に合わせないよう)細心の注意を払ってなきゃならないなんて可哀相、父親から怒られると自分は価値がない、嫌われた、と感じてしまうんだなぁ、ビクビクと怯えながら生きなきゃならないなんて、遠慮しながら生きているなんて窮屈そう、
↓35歳の父親に対して今の私は↓
もっと優しくしてあげたらいいのに、もっと仲良くすればいいのに、お父さんとして頑張らなくていいよ、息子をライバル視しているんだなぁ、何で直接息子に話しかけないのかなぁ、子供は親に対して尊敬がなくなる事はないんだよ、だから恥をかかないようになんて恐れなくて良いんだよ、

次に15歳のリトルを思い描いてみてくださいと言われ、同じ事をしました。

↓15歳のリトルは父親に対して↓
・我慢して聞き続けている←もう聞きたくない!
・恐い顔をしている←ビクビクしている←たまには笑って欲しい←諦めている 
・色々な思いから自己抑制している←限界に近づきつつある父は相変わらず無理をしている←このまま続けていていいはずがない、心配をかけないで!
・母を介しての話←遠まわしでいやらしい!そういうやり方は不満だ!
・しかし、父を怒らせないように(自分の身を守る為に)一歩引いている
↑こうしたリトルに対して今の私は↑
可哀相、不自然、窮屈そう、楽しくなさそう、不満を溜め込んでいて苦しそう、支配されていて屈辱的、気持ち(胸の痞え)を吐き出せたらいいのになぁ、少年リトルは父を恨んでいるだろうなぁ、
↓42歳の父親に対して今の私は↓
父は息子をコントロールしているようだ、父は父で無理をしているなぁ、子供と対等に話すと言う事は、父としての威厳を失う事だと感じているんだなぁ、息子と話をするのが恐いんだなぁ、息子の悲しみを感じるのが恐いんだなぁ、息子に追い越されたり、息子に負けたくないんだなぁ、

8歳の時の私は、まだまだ幼く自力では生きていけないので自分の置かれている立場に甘んじています。しかし、15歳の私は、まだまだ自立できる状態ではないですが、こうした状況にただ甘んじているのはおかしいと感じています。人間として自分の尊厳を主張する事は人間として与えられている当然の権利だ、などと色々な事が分かり始め自分の置かれている環境に疑問を持ち、どうにかこの環境を改善できないものかと考えています。しかし、このような環境を改善できない自分に屈辱を感じ、それを理解しようとしない父親に対して遺憾に思い怒りを募らせています。

そこへ山城さんが格闘用リングの絵を書いてくれました。そして、そこに父とリトルを書き込みました。リングの下には今の自分を書き込みました。そして、タイトルマッチには『息子がお父さんにもの申す大会』と書きました。

リングの周りには、解説者、父の応援をする人々、リトルの応援をする人々が居ます、大勢の人達が父親対息子の試合を熱い思いで見ています。

父の身体からは「黙っていろ!」「俺の言うことを聞け!」「負けたら俺の立場がない!」というオーラが吹き出ています。

少年シャインの方はと言うと、先ほどまでは『羊の皮を被った臨界点に達しているトゲトゲライオン』でしたが、羊の皮を放り投げリングに上がった時点で、ここに来てしまったことを後悔して、もうここから逃げ出したいと泣きっ面です。ドキドキして「父に恥をかかせたくない!」「どうしよう・どうしよう・どうしよう・どうしよう…ここから逃げ出したい…」と落ち着かない様子です。 

そうした様子を解説者がマイクを通じで会場内に解説します、するとシャインの応援者が、「負けるなぁー」「男だろー」などと野次を飛ばします。すると父親側の応援者も「子供のくせに偉そうに文句を言うなぁー」「子供は子供らしくしていろー」と野次を飛ばし返し、会場内は熱気に包まれて興奮しています。

そんな中、山城さんが「リトルはどんな気持ちを心の中に抱えているの、シャインさんには分かるはずだよね?」と尋ねてきました。そしてリトルの心中を感じ取ってみると、色々な思いが渦巻いていました。山城さんが、そんなリトルの力になってあげられるのは大人のシャインさんだけだよ、だからしっかりリトルの応援をしてあげてと言われて、「ガンバレー!」「お父さんに負けるなー!」「俺がいるから、困ったら助けを呼べー!」「おまえにもできるはずだからやってみろー!」と言いました、ですがリトルはびくびくしています。

山城さんが「もっと自分の言葉を信じて本気で力込めて言ってあげて」と言うので「負けてもいいからぶつかってみろー!」「怖がるなー!逃げるなー!」「ここで逃げたら一生言えなくなってしまうんだぞー!」「後のことは俺に任せて言ってしまえー!」それでも動くことの出来ないリトルを見て山城さんが、起死回生のアドバイスをくれました。

そして、それを今の自分がリトルに伝えました。「逃げることはない、お前は正しいんだー!」「大丈夫だ、間違っているのはお父さんの方だー!」「自分の気持ちに間違いなんてないんだ!!」「お前は決して間違っていない!」それを聞いたリトルは、はっとして頭を上げて、「言いたいことを言わせろー!」「もう、はっきり言うぞー!」と言葉を出し始めました。

少しギクシャクしているようですが、しっかり発言しています。「僕の話も聞いてくれー!」「僕は自分の考えで生きていくんだ、お父さんの言いなりにはならない!」「お父さんの傷つく姿を見たくなくて、言わないでいたんだ!」「言いたいけれど胸が押されて苦しかった!」「もう、僕の考えも理解しようとしてくれ!」「お母さんを通さず、直接、本音で話し合おうよ、馬鹿にしないから!」「今まで、ずーっと、言いたいことを飲み込んで生きてきたんだよ!」「お父さんの悲しそうな顔を見ると、つい自分を責めてしまうんだ!」「お父さんのしょげた姿を見ると、悲しくなってしまう!」「息子がこんなに苦しんでいるんだぞ、苦しいのはお前でなくて僕なんだぞ!」「あなたは間違った生き方をしているんだ、息子に謝れ!」「いい加減にしろーっ!」もう最後は出てくるのは「お父さんのバカヤロー!」でした。それを何回も、何回も言い続けているうちに、始めは声が胸のところから出ていたのが、次第に腹の底からどんどん強く太く出てくるようになりました、そして最後は嗚咽になっていました。私は、大粒の涙を流しながら、必死で父親に向かって行きました。

1回目に活性化させた感情エネルギーを3回目にしてやっと燃焼する事ができました。それまでの様々な葛藤や抵抗はなんだったのか?恐れていたような事や恐い事なんて何も起こりませんでした。出し終わってみると、そこには開放感と爽快感があり、それまでの恐れも不安も罪悪感もなくなっていました。

遠慮がちに言われると相手は気が重くなり、ストレートに言われると相手はすんなり受け入れられる、ふつふつと溜め込んでしまうから圧がかかり相手に対して言葉が強いものになってしまう。そして、それが原因で衝突が起こる。これも父親譲りだった事が分かり、びっくりし納得しました。

そして、物事に上手く立ち向かえないのは恐怖に怯えているリトルがいる為で、そうしたリトルは鞭を打って動かすのではなくて、根気よくリトルに正しい知識を与え、本人が自らやる気を起こさせるように援助してあげる事が大切なんだ、ということも学びました。ただ、これまでのくせで鞭を握ってしまう私が現れてしまうかもしれませんが、気がついたらすぐに改善するねと約束しました。

今日の朝刊のコラムに、作家の宮本輝氏が取り上げた、あるベテラン教師の述懐が書いてありました。「若い頃は子供たちの成長を待つことが出来ず、放って置いても出てくる芽を踏み潰してしまった。今は、子供を信じて、じっと待つことが出来るようになりました。」(この「待つ」と今回の「援助」とは対する子供の年齢が違う為にニュアンスは違いますが、その大本の「子供を信じる」というところは同じだと思いました。)

セッションの後、昔の家族の写真を見て、祖母と父と自分が、同じパターンの顔をしていると山城さんに発見されてしまいました。自分としては母と同じパターンだと思っていたので少しショックでした。ダメージアダルトの連鎖をまさに見た気がしました。(笑)

帰りにリトルと自分に良く頑張ったご褒美と思い、Mr.CRAFTでミニカーを買って帰りました。
Afyer コメント
お父さんへ、
今日までに色んな事を勉強してきたから、お父さん自身が悪いんだとは思っていないよ。

お父さんもきっと、僕と同じように理想を強いられその矛盾に疑問を持ちながら育ってきたはずだよね、だけど様々な圧力ゆえにその疑問を晴らせず、諦めてしまったのではないですか?

僕達は疑問を晴らそうとする時に起こるであろう衝突の恐怖に怯え、その向こうにある真実に手を伸ばせないでいたね、その為にダメージがダメージを生む連鎖を繰り返していたんだね。だけど僕は頑張ったよ。お父さん、そんな僕を誉めてくれるよね。

お父さん、お父さんが僕に本当の姿を見せても、僕のお父さんに対する尊敬は変わらないよ。お父さんの子供時代の親子関係が本当は辛かったんだって、本当の気持ちを認めてよ、僕はお父さんがそれを根性で負かし続けていることが強い事だとは今は思わないんだよ、それよりも、そうした本音を受け止められる事、認められる事こそ強さだと今は思っているんだ。お父さんにもその強さはあるはずだよ、僕にもこうしてちゃんとあったんだから。

もう僕はこの連鎖から降りるよ、お父さんがどうしたいか?それはお父さんが決めれば良い事だと思うから、お父さんに任せるよ、自分の判断で決めてね。僕はどっちのお父さんも好きだから心配いらないよ。お父さん、お父さんだからって子供の前で良いお父さんを装ってなくても良いんだよ、子供の前で失敗する事があっても、情けない格好を見せる事があっても、ありのままのお父さんで良いんだよ、僕はそんなありのままのお父さんが大好きだよ、そこからお父さんがどうしてゆくのか?子供って、それを見て学んでいくんだね、僕は声を大にして言うよ!僕はありのままのお父さんが大好きだ!完璧な父親を演じようとして疲れてしまうお父さんも、今では好きだよ(笑)、完璧な良いお父さんじゃなくても良いんだよ、ありのままのお父さんでいいんだよ、そんなお父さんが大好きだよ(笑)

僕はもう我慢はこりごりだぁ、悪い事はあっても良い事はないしね。かっこつけずに自分に正直に生きていくよ、自分の言いたい事はなんでも言うよ、遠慮や気兼ねなんてしない、だって自分の感覚や欲求に正しいも間違いもないんだから、ただそれをどう表現するか?実現させていくか?それが大切なんだって分かったから、円満解決の方法さえ見つけ出せばいいんだ、苦痛を生み周りをも苦しめてしまう我慢やかっこつけることじゃなくて、どちらかの我慢の上に成り立っている偽りの平和じゃなくて、相互円満の解決方法を探し出すんだ、これからはそうやって生きていくよ(笑)
 
今日のニュースで、「book off」の新しい社長さんが取り上げられていました。この人は主婦で、初めは自給600円のパートで働いていました。面白いのは、店長になったときも従業員の前で、泣いたり愚痴を言ったりしたそうです。それを聞いた社員がかえって頑張ったそうです。この話は、今の自分にすごく示唆を与えてくれる気がしました。
つづく

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