Truth Story スワンちゃん
*Truth Story スワンちゃん*
醜いアヒルの子 
から スワンちゃんへ

醜いアヒルの子だと思っていたら、迷子になっていただけの白鳥の子だった!
そうか私は素晴らしかったんだ〜♪ 発見できてよかった♪♪
ピーチさん 第2回目の セッションを終えて・・・
今回のセッションまでちょうど一ヶ月あったのですが、1回目のセッションを終えて、心に重くのしかかっていた「おもり」が取れ、心が非常に軽くなったおかげで、今回が楽しみで楽しみでたまりませんでした。つらかった過去のことを受け入れるのは、最初は勇気がいりますが、終わったあとの解放感は何ものにも変えがたいものだったからです。

第2回目のセッションは、両親の離婚についてでした。両親が離婚したのは、私が成人してからなので、かなりの時間が経っているのですが、依然、私の心に引っかかっている事柄でした。父の経営する会社が倒産したこと、そのことにより家族は今までのようにいかなくなり、父に対する母の不満も限界にきたことが原因です。

私は人と話をしていて、両親の話題になったりすると、訳もなくドギマギして気持ちが落ち着かなくなることがありました。両親がそろっている家庭が「きちんとした家庭」であると思っていたので、両親が離婚している自分の家庭は、 両親が揃っている家庭と比べて何か「引け目」のようなものがあるように感じていました。

山城さんの誘導に従って退行していくと、20歳くらいのヤングセルフと出会いました。うなだれて、元気がない様子です。すると山城さんから「ヤングセルフの傍に、幼いリトルはいない?」と聞かれました。探してみましたが見つかりません。しばらく迷路に迷い込んだような感覚がありましたが、リトルを探していると、8歳くらいのリトルがあらわれました。やはり、どうしていいか分からず困ったような顔をして、20歳のヤングセルフの横にくっついて顔を覗き込んでいます。まるで、「お姉ちゃん、どうしたの?」とでも言いたげな様子でした。

少しやり取りをした後で、山城さんがリトルに「言いたい事があったら何でも言っていいょ」と、するとリトルは「ずっと家族全員で仲良く暮らしていたかった。家族がバラバラになるのは悲しい」。と言いました。そこで、山城さんが、「両親が離婚したのは、ピーチちゃんが悪い子だからじゃないよ」。「お父さん、お母さんに、ずっと仲良くしていてほしかったんだよね、その為にいっぱい頑張ったんだよね、それなのに、ピーチちゃんつらかったね、悲しかったね」。と言ってくれました。うん、うんと頷きましたが、涙が出てきません。悲しいはずなのに、感情がなくなってしまったかのようです。ところが山城さんに何度か「ピーチちゃん、つらかったんだよね、ずっと辛い気持ちを我慢してきたんだよね」。と言われているうち、突然「ワーッ」と声を出して泣き出してしまいました。まさに「悲しかったんだ〜」という感情が一気に溢れ出るように、大きな声で泣きまくりました。そして、さんざん声を出して泣いた後は妙にスッキリして、涙がピタっと止まりました。

そこで、山城さんが「20歳のピーチちゃんは、8歳のピーチちゃんに何と声をかけてあげたい?」と言いました。そこで20歳の私は「お父さん、お母さんが別れてしまって、ピーチちゃんもとてもつらかったんだね。ずっと気付いてあげられなくてゴメンね。ピーチちゃんも家族がずっと仲良しでいたかったんだよね。でもね、ピーチちゃんが悪いんじゃないよ。お父さん、お母さんが話し合って決まったことなんだよ。だから、悲しいけど、 二人の選択を受け入れてあげようね。ほんとうに、つらかったね」。そう言って20歳と8歳のリトルは手をつないでいました。すると20歳の私の顔を覗き込む8歳のリトルに笑顔が戻っていました。

ところが、20歳の私にはまだ自信がない様子です。まだ他人に両親について聞かれたくないし、両親の離婚について本心からではない上辺だけの同情をされたり、好奇心から何か聞かれやしないかとビクビクしています。

その様子を見て山城さんが、沢山の人は色々な理由(死別や離婚等)から家族が不揃いで、その事を時にとても惨めに感じている。それは、家族が揃っていて当たり前、揃っていない事は問題だ、という未成熟な固定観念のせい。また時に、自分達は幸福なんだと確信したい時(言い換えると幸福を確信できていない時)に、安心感をもたらす比較材料として踏み台にされてしまう事があるから。死別や離婚などによる様々な心の痛みから、弊害がもたらされる事は事実、だけどこれまでは、そうした事は真剣に扱われてきていなかった、だからその影響が及んでいただけで、しっかりケアーすればそれがその人間の個人的な問題になる事はないんだよ。と説明してくれました。それに、その事にいち早く取り組んでいるピーチさんは凄い事をしているんだよ、と教えてくれました。

そしてその上で、「『両親が離婚している』という事を、好奇の目で見るような人達に対して、何でも言いたい事をハッキリ言ってごらん」、と言われたので、20歳の私は「人にはそれぞれ色んな事情がある。それなのに勝手に人の家庭のことを噂して楽しんだり、人の心に土足で踏み込んでくる人は心が貧乏な人なんだー!!」と今まで抑えていた思いをぶちまけました。そのうち8歳のリトルも「そうだー、そんなヤツはどこかへ行ってしまえ〜!!」と応戦し始めてくれました。そんな8歳のリトルの勢いに元気が出てきた20歳の私は"両親の離婚は、様々な事情があってのこと、私に責任があるわけではなく、両親が話し合って決めたことなのだから、 私はもう引け目に思わない。私は辛かったけど両親の勇気ある決断を受け入れることができたんだ"。と思えるまでに心が回復していました。最後には、泣きながら笑っていました。そんな私を見て山城さんは「もう大丈夫そうだね。静かに目を開けてください」。と言い、第2回目のセッションは終わりました。
After コメント
今まで、リトルは「自分が何とかすれば、両親は離婚せずにすんだのではないだろうか。自分のせいで家族が壊れてしまったのではないだろうか」。と自分をずっと責め、罪悪感を感じていたようです。しかし、今まで抑えていた「悲しかった」という感情をたくさんの涙を流しながら解放すると、罪悪感や自分を責める気持ちもなくなり、悲しかったけれど、 「両親は勇気ある決断をしたのだ」と前向きに受け入れることができるようになりました。

山城さんによると、ダメージを受けたのは20歳ころのヤングセルフだけれど、常に人の心には優しくて傷つきやすいリトルの心があって、今回のこの件は8歳くらいの心が傷ついていたのだろうということです。そのために、今回は2人のリトルが出てきたとのことでした。1回目のセッションの後ほど高揚感はなかったのですが、自分のしっかりとした存在を感じ、地に足がついている感じがしました。これからは何か両親について聞かれても、人の目をまっすぐ見て、ハッキリと答えられる気がしました。

リトルピーチ、今までよく頑張ってきたね。つらい気持ちに気付いてあげられなくてゴメンね。でも、もう大丈夫だよ。つらい思いを我慢しなくていいし、ありのままのピーチでいいんだよ。自信を持ってね。今の私、お父さんと、お母さんの勇気ある決断を歓迎してあげられるようになって良かったね。
つづく

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