Truth Story スワンちゃん

*Truth Story スワンちゃん*
醜いアヒルの子 
から スワンちゃんへ

醜いアヒルの子だと思っていたら、迷子になっていただけの白鳥の子だった!
そうか私は素晴らしかったんだ〜♪ 発見できてよかった♪♪
第3回目の セッションを終えて・・・
今日は偶然セラピールームで、セラピーを受けている先行く方にお会いし、あれこれ気になる事をお聞きしました。晴れ晴れした表情で快く答えてくれ、実践的なアドバイスと一緒に勇気をもらいました。近いうちに私もあんな表情になれるのかなぁ。そこにたどり着くまでには、私の中で出口を見出せずに詰っている様々な問題と向かい合っていかなくてはならないんだぁ、そう思うと少し気が重くなりました。

なぜなら私は『胸の中に痞えている気持ち』を吐き出してしまえないから、『そんな事をしてもどうせムダだ』という怒り交じりのしらけた私が居てどうしてもそれが出来ないから。それで今回は「なぜ前回のセッションで感情が出せなかったのか?」、「前回のセッションから今日までの間に思い出していた過去の事」、「なぜ以前、数年の間は毎日の様にもっとも身近なパートナーに対して怒りの感情を投げつけていたのか?」、「なのになぜ今は感情自体が無くなってしまったのか?」等の疑問を晴らしていく事にしました。

パートナーとの事に関しては、『この人は私の隣に離れず居てくれて何をしても安全、と安心できるものがあったから、だからこれまでの"どこかに吐き出してしまいたい"と思っていたどうしようもない感情をその人にぶつけていたんだね』との事でした。前回のフィードバックにも書いた通り、小さい頃から私の中に同居している「どうしようもない寂しさ」を埋めるものを「明日の分も」「10年後の分も」と常に「いつも、いつも私に与えてて欲しい!」、「このどうしようもないものを何とかして!」とパートナーに知らず知らずのうちにぶつけていた事、それを満たしてくれたパートナーに対して、私はもっと、もっと、何とかしてと底なしの要求を突きつけ始めた事、私の中のもどかしさが「小さな子どものように癇癪を起こしていた事」。そうした漠然と感じていたものが、話をしていくうちに段々とはっきりと自覚できるようになり、「そうだったのか」と心底納得しました。と、同時にその相手に当時の事をしっかりと謝り、感謝を伝えたくなりました。「あの頃は自分に何が起こっているのか分からなくて、無理難題ばかり要求してたね。ごめんね。それなのに、一生懸命応えようとしてくれて本当にありがとう」。

その後、どうしてそのようなしらけた私が私の中に居るのか?をレクチャーシートを読みながら少し勉強しました。「そうそう、これってまさに私達親子の関係だ。こういう事だったんだ・・・」と感心しながら勉強しました。書かれている事は辛く悲惨な内容なのになぜか嬉しさがこみ上げてきます。心の中でぐちゃぐちゃに絡まっていたなぞなぞが解けていくような開放感?でしょうか、とても気持ちがほぐされました。

その後、山城さんの誘導で前回のセッションでリトルが感じて脱力していた「怒ってもしようがない」という、あの感情に捕らわれた他の出来事を思い返してみました。そこには、父に「母が私を打つ」と打ち明けた小学生のリトルマヤが居ました。父は私の話を聞くや否や、隣の台所で食事の用意をしている母の元へすっ飛んで行き「マヤが言った事は本当かっ!」と怒鳴り始めました。しかしその後に続いたのは私が父に言った内容とは全く関係の無い、いつも繰り返されている父と母の喧嘩でした。

私の訴えがいつの間にか彼らの問題に差し替わっていくのです。私は両親の怒鳴り合う大きな声やバタンという音に怯えながら、「両親の喧嘩の原因になるのなら言わなければ良かった」という後悔と、「私を喧嘩の口実に利用して卑怯」という憤慨、そして「結局、何も変わらない」という脱力感と無力感、消沈とが渦巻いていまし た。

父には同様の事を15歳の時にも伝えた事がありました。しかし返ってきたのは『両方の眉尻を下げ眉間にしわを寄せ、困りきった表情での「本当かぁ?」の一言』でした。『知らなかった振りをして同情する風を装うけど、事実からは目を背けてそのまま何も無かった事にしてしまおうとする父』。そんな父への憤りと、『こんな答えしか返ってこないのかぁ』と、失望の中で言わなければ良かったと悔い、今後はもう『事実を言って分かってもらおう』と期待して、その分がっかりさせられる事はしないほうがいいんだ、と無力になりました。

そういった事を思い返しながら、山城さんが「リトルマヤに代わってあなたが父に怒ってもいいのよ」と言うけど、リトルも私も「父はまた同じ、言ってもしようが無い」という諦めと無力感に捕らわれてしまっている。そこで、リトルマヤを安全な所に連れ出して、どんな気持ちで居るのかを聞いてみる事にしました。でもリトルマヤはうつむいて意気消沈しています。山城さんが、リトルマヤは今どんな気持ちで居るのか分かるよね、それをそのまま伝えてあげてと。そこで私は「悲しいのを通り越して絶望的に思っているんだよね」と伝えました。そして「マヤのそんなやるせない気持ち、とてもよく分かるよ」と伝えてあげました。「これまでずっと誰にも助けてもらえず一人でただひたすら我慢していた事、耐えていたこと、それがマヤにとってどんなものだったのか分かるよ」と理解してあげました。

マヤはまるで言葉も感情も何も伝わらなく見た目だけが父親の宇宙人を相手に必死で気持ちを伝えようとしてきて、それがムダだった事に気づき打ちひしがれた心境でいます。父はリトルマヤにとってそういう存在、本当は父親のはずなのに何も伝わらない宇宙人、その虚しさを抱えて生きているリトルマヤ、「私だけにこんな思いをさせて自分は逃げてばかりでずるい!」と虚しい思いをさせて、それがマヤにとってどんなものだったか!という怒りがあります。でも、その怒りをどうしても吐き出せないのです。胃が燃えるように熱くなり、喉はひりひりと熱く痛むのに、どうしても痞えているものが出せない。言葉にしようとすると"しらけて"しまうのです。叫ぼうと思えば叫べるのに感情が麻痺してしまうのです。全く伴わないのです。それが出来たらどんなに気持ちがいいだろうと思うのに、出来ないのです。 

山城さんが喉にどんな気持ちが有るの?と聞いてきました。どうしようもない悲しみが有ると伝えました。すると喉に直接話しかけてあげてと言われ、喉に「悲しみが居座てるんだね」と言ってあげたりしました。その後、山城さんに喉元に有るものを咳をして出してごらんと言われました。コホン、コホン、喉先から乾いた軽い咳が出ます。そのまま続けて咳をしているとゴホン、ゴホン、ゴホン、ゴホンと段々胸の辺りから湿気った重たい咳が出てきました、もっとお腹の底から出したい、そんな想いが募ってきます。でも、今回は私がセッション後に立て続けに予定を入れていた為、ここで時間切れとなってしまいました。延長をしたい所でしたが、ここで終えなくてはならなくて、もう少しで何かを出せたかもしれないのに。でも、もう時間なので、リトルに「この続きはまたにしようね」と伝え、ひざを抱えうつむいたままのリトルに一緒においで、そこに一人置いていきたくないよ、と伝えこちらに一緒に戻って来ました。

その後、まだまだモヤモヤしている気持ちを、お父さんになんて言いたいと思っているの?と山城さんに尋ねられ、「卑怯者!」と。そして、その気持ちを腕に力を込めて紙の上に書き付けてごらんと言われ、そうしてみました。ものすごい量の力が腕に湧き上がってきて、文字を書けないほどです。ただ力任せに新聞が避けてしまうほどに殴り書きしています。でも、時間が・・・
 
どうやら私はこの方が気持ちを外に出し易いみたい。そこで今回はこの続きは家で一人で「紙の上に出す」という宿題をする事にしました。一人でどこまで出来るか分かりませんが、やってみようと思います。
After コメント
セラピーを受けている先輩が、「続けていけば必ず出せるよ、私も逃げてた時もあったけど乗り越えられたよ」と言っていました。その言葉には真実があり、私に希望の光をチラッと見せてくれました。ありがとうございました。
つづく

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